展覧会紀行~伊勢・近江~
秋は展覧会シーズン。少し遠出して二つの展覧会を見てきました。

まず、三重県明和町の斎宮歴史博物館へ。11/9(日)まで特別展「神につかえ、仏にいのる」が開催されています。
天皇に代わって伊勢神宮に奉仕するため都から派遣された未婚の皇女 ─ 斎王と呼ばれた彼女たちが住まう宮殿が斎宮で、斎宮歴史博物館はその跡地に建っています。
今回の特別展では聖武天皇の二人の娘、井上内親王と阿倍内親王(孝謙天皇)を軸に神仏習合の始まりを紹介しています。彼女らに焦点を当てたのは面白いと思いましたが、陳列品に模造が多すぎ……特別展ではやはりホンモノを並べて欲しいですね。

翌日は滋賀県甲賀市のミホ・ミュージアムへ。12/14(日)まで特別展「大和し美し~川端康成と安田靫彦」が開催されています。
ミホ・ミュージアムは神慈秀明会の会主、小山美秀子氏のコレクションを収蔵する美術館。桃源郷をイメージしたとか。でも、宗教色は感じませんね。かなり山奥にありますが、私はこの美術館は大好きで、機会を見つけては出かけています。
今回の特別展では川端康成と安田靫彦の旧蔵品がまとまって展示されています。展示作品にはそれにまつわるエピソードも添えられ、二人の思い入れが伝わってきました。
国宝の「凍雲篩雪図」をはじめ、二人の御眼鏡にかなった作品はどれもため息の出るものばかり。あこがれの明恵上人筆「夢記」も!いつか欲しいなぁ。陳列替えがかなり多いので、事前の確認をお忘れなく。
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